公務員を辞めた理由②
公務員を辞めた理由②
15年続けた公務員を辞めた30代後半独身のおじさんです。
公務員を辞めた理由の続きです。
「山奥ニート」の方達の生き方を知ったことで、セミリタイアに至るまでの価値観の変化に影響を及ぼしました。
「山奥ニート」に関してはご存知の方が多いかもしれません。和歌山県の山奥にニートの方15人ほどが集まって共同生活を営んでおり、生活費を極限まで下げて、嫌なことをせずに生活をされているようです。
ニートとは言ってもその生活費自体はそれぞれが自分で稼いだりしているようです。
この方達を見た時に、自分ももっと楽に生きていってもいいのかもしれないな、と思いました。
一瞬、そのまま和歌山に行こうかなと思ったりもしました。
山奥ニートの方達はすごく楽しそうに生活されていて、自分の生活とすごく比較してしまいました。
私が山奥ニートのドキュメント番組を見た当時、とても仕事内容が辛かったので、余計にインパクトが大きかったです。
『なんで世の中にはこんなに楽しそうに生活している人がいる一方で、仕事で死ぬほど悩んで毎日苦痛の中で過ごしている人がいるんだろう…』
それは簡単には答えが出ないのかもしれません。
人それぞれ背負っているものも違うし、置かれている状況も違う。
でも、勇気さえ出せば自分もそのような(楽しそうな)生活をできるのかもしれないと思いました。
当時は、そう思ったら、逃げ場所ができたような感覚になり、逆に仕事を頑張れたような気がします。
その他にも、私の価値観に影響を及ぼすような生き方をしている方を見つけたことがありました。
それは、あるNHKの番組で放送されていたのですが、減速(ダウンシフト)して生きていく、ということで、会社を辞めて、まったりとバーの営業をされている方の特集があったのです。
次回はこの話から続きを書きたいと思います。