公務員を辞めた理由①
公務員を辞めた理由①
15年続けた公務員を辞めた30代後半独身のおじさんです。
公務員を辞めた理由を話していこうと思います。
「公務員」を辞めたかったと言うよりは、フルタイムで働くことを辞めたかったです。
月曜日~金曜日、毎週平日のほとんどの時間を労働に捧げる。
これは一般的には当たり前の価値観ですが、初めて社会人になった時から違和感を感じていました。
むしろ社会人になる前から、これが嫌なので別の道がないのかを考えましたが、結局別の道を選択する勇気もなく、公務員という無難な道を選びました。
大学時代、みんなアルバイトを頑張っていましたが、私は大学を卒業したらどうせ働かないといけないと思い、極力アルバイトを少なくし、自由時間を楽しんでいました。
そのうち嫌になるほど働くことになるのに、なぜみんなこんなにアルバイト頑張れるんだろう…と思っていた覚えがあります。
そして実際に就職してみたら、やっぱり社会人生活が何年目になっても、どんな部署でどんな仕事を担当していても、毎週月曜日は憂鬱になってしまう。
1週間(平日)が非常に長いと感じてしまう。
せっかくの自分の人生なのに、1回キリなのに、労働に多くの時間を支配され、休日であっても仕事のことを考えてしまう。
精神的にも労働に支配されているような感じがしていました。
そして年々時間の経過が早くなっていく。気づいたら年齢を重ねている。
いつか、この生活から抜け出して、自由に生きてけるような人生を選択したい。
でも、労働から逃げ出すことは簡単にはできないのだろう。自分はこのまま65歳まで働くことになるんだろうか…。
このような思いを行ったり来たりしていました。
そんな時、いろいろな価値観の中で、自由に生きている人達がいることを知りました。
私にとって、最初にそういう価値観と出会ったのは、「山奥ニート」の方達を知った時です。
「山奥ニート」の方達の活動は、2020年にYouTube大学の中田敦彦さんが書籍を紹
介したりして、結構話題になっていましたが、私がそれを知ったのは2016年に放送
されたドキュメント番組を見たことがきっかけでした。
少し長くなってきたので続きは次回に書きます。